ピアノを習ってまだ1年!


Hちゃんは小学4年生1年前にピアノ教室に通い始めました。本人の習いたい強い希望により、お教室に来られました。
特に習いたいきっかけは、お友達が学校で色々な曲を休み時間に弾くのを見て自分も弾けるようになりたいと思ったと言う事でした。
その動機はとても良い動機だと私は考えています。学年も3年生ともなりますと理解力があり音符や音楽の決まりごと(楽典)が良くわかるからです。ピアノは楽譜と言うものを見てそれをピアノの鍵盤に置き換え10本の指を駆使して曲を奏でる作業です。弾きたい曲を弾くためにはまず、音符を読むところから始まります。hちゃんはブルグミュラーの「アラベスク」が弾きたい希望がありました。そこを目指してまずは、ハノン・バイエル・簡単な曲集・聴音をレッスンしました。

バイエルの上巻は音符を正しく読む力を養います。Hちゃんは難しいと言いながら音階を歌い何回も練習!バイエルの下巻へと進み今は難易度が高い
両手が複雑になる80番台を頑張っています。そして憧れだった「アラベスク」にも少しずつ右左別々に譜読みをして、有名な1段目のメロディーが
弾けるようになりました(^O^)パチパチ。自分で譜読みが出来弾けるようになる所まで、なんと1年です。この良い結果は学年が進んでからと本人の意欲が
大きく手伝った物と推察されます。そしてこの頃、学年が進んでからピアノを習われる方が鎌田教室では多いように思われます。(理解力があり進みが早い)
Hちゃんは、声も良く大きくて美しい声です。合唱では3人でソロのパートを歌ったそうです。聴音もリズムパターンも多く取れるようになり
伸びしろが多い生徒さんです。何時も優しくレッスンを見ていて下さるお母様と共に、自宅での練習もご一緒に見ていてくださっているご様子・・有難いです。これからも母子で楽しく習得していって頂きたいと願っております。