今日の生徒さん紹介は、中学生ともなりますとクラブ活動や勉強が忙しく習い事は、
やもおえずやめてしまわなくてはならないと言うのが、中学生の現状です。
そんな中に、中学になっても難易度の高いモーツアルトのソナタハ長調を
楽しんでいる生徒さんの紹介です。
小学6年生の当たりからソナチネに入り細かい音符の譜読みが
面白くなった生徒さんです。普通はバイエルの後半から譜読みが
苦手になる生徒さんが多い中、真面目な性格と音楽に対する
感性を持ち合わせていることで
難しいながら、弾いていくうちに素敵だ!と思えたそうです。
そうしているうちに、ソナチネアルバム後方に載っている
モーツアルトのソナタハ長調に出会いました。
この曲は通っている小学校で流れている曲ということで大変興味を持ったことから、
想像以上に譜読みが早く、細かいトリルもソナチネで沢山練習したことで、
得意のテクニックとなっておりました。素直な雰囲気の
モーツアルトのソナタとなり、決してピアニストのように素晴らしい演奏とは
言えませんが、生徒さん本人が楽しみ
心を癒していける所までになれた事は、本当に嬉しいことです。
聞いている私もまた、現代に生きていらっしゃったら
モーツアルトさん自身もきっと、心休まると思われているのでは
ないかと思ってしまいます。
これからも、自分の感性に合ったピアノ曲に巡り合えるように私も、
努力していきたいと思います。